OLD Mac リボーンプロジェクト Vol.2 洗浄編 [Cleaning] レトロブライトにチャレンジ!! しかし・・

いろいろDIY

こんにちは、物がかたずけられないPanda3です。

今回はMacintoshの洗浄です。

僕のOld Mac(Macintosh Plus)はそれなりに年月を重ねておりまして、とにかく黄色いの、それらしくいうと黄変がひどいのです。

なので、レトロブライトという黄変したプラスチックが白くなる方法を試してみたいと思います。

動画あり〼
Youtube :【Mac改造】#02 洗浄編 Macを洗う!レトロブライトにチャレンジ I cleaned my Mac! Retro bright [Old Mac ReBorn Project] 

洗浄方法

レトロブライト

プラスチック系の黄変は

  1. 通常の汚れ
  2. 時間経過によるプラスチック等の化学変化による黄ばみ

などが主な汚れの原因です。もう少し細かく記載したいのですがかえってわかりにくくなるのでざっくり説明しています。

基本普通の汚れは洗ったり、濡れた布で拭けばきれいになります。それ以外のプラスチックの汚れは大体化学変化によって黄色くなっているのです。

この古いMacintoshなどもそうですが、初代ファミコンなんかもすごい黄色くなってたりします。こういったプラスチックを白くする方法が「レトロブライト」なのです。

超簡単にやり方を説明すると、漂白剤の『ワイドハイターEX』(液体)に黄色くなったプラスチックを漬けて、日光(紫外線)に当てるという方法です

もっと詳しく知りたい方は「なうなう」さんのHPとWikipediaに詳しく載っていますのでリンク張っておきます。

どちらも大変参考になりました

リンク:
なうなうさんのHP:経年により日焼けで黄ばんだプラスチックを驚きの白さに
Wikipedia:Retr0bright

レトロブライトの話だと、話はここで終わっちゃうんですが、まあ自分の結果など

過ぎたるは猶及ばざるが如し

失敗から考えるただしい「レトロブライト」

結論から言いますと、ボクのMacはきれいになりました。しかしやりすぎた(笑)

まあきれいにはなりましたが、結果失敗です。

実はわたくし今回のMacintoshの洗浄で、間違いを「3つ」してるんですはい。「よくそんなに間違えられるな」と思ったあなたは正常です♪

まあ最初の間違いの原因は「きちんと調べないで始める」ということですね。うろ覚えの知識で適当にやるともう一度やる羽目になります。

間違いその1 使う洗剤の違い

まず一つ目は、「ワイドハイターEX」ではなく「ワイドハイター」を使ってしましました。

これ、値段で言えば「EX」が1.5倍します。Panda3よく調べもせずに「安い」からワイドハイター買ってきてしまったんですね。

ワイドハイターEX=『過酸化水素水+漂白活性成分』
×ワイドハイター=「過酸化水素水」だけ

と成分に大きな違いがあります。この漂白活性成分が大事らしい・・・

間違いその2 濃度の問題

そして2つ目は、水溶液(今回はワイドハイター)の濃度です。

レトロブライトの一番効果が高い「過酸化水素水」の濃度が12%らしいのですが、日本だと6%以上の濃度は劇物指定になるらしく、「ワイドハイター」の濃度は6%以下は確定です。

それをシャバシャバに薄めて使用しました。

もうこの2つの間違いでもはや「レトロブライト」ではないですね。

でもワイドハイターの薄めた水溶液に日光だけでも結構キレイになりましたよ。まあ間違ってはいるのですが、この間違いな方法あとで考えさせられることになります。

それで水溶液につけて4日放置(一日一回向きは変えました)したのが下の写真です。

間違いな割に結構キレイになっていると思いませんか?

ワイドハイターEXの原液は効きすぎる?

まあここでやめておけばよかったのですが、「もうちょっといけるかな?」という感情と「正しいレトロブライトはもっときれいになるのか?」という正しい方法を試したいと思いまして・・・

乾かないようにラップに包むワイドハイターEX原液をやってみました。

結果がこの通りです。これで1日半(一日目は雨)です。空気が入ってしまってもうムラムラです。ワイドハイターEX(レトロブライトの)の実力はわかりましたが、まあここまでムラになるとは・・・

しょうがないので原液を直接シュッシュする方法にスイッチしましたが、次の日1日かけても思うような結果になりませんでした。

その後、洗浄したら・・・なんということでしょう

全くツヤがない・・・

リンゴ剥げてるし

ムラが取り切れませんでしたが、素地傷めそうだったのでここで断念しました。

古いプラには攻撃してしまうのか、表面の塗装がやられたのかわかりませんが、もうね何ともいえません。

これで、塗装決定になりましたが、何事もやりすぎ注意ということなんでしょう。

過ぎたるは猶及ばざるが如しですね。

Macintoshの洗浄まとめ、失敗から学んだこと

プラスチックの黄ばみ(黄変)取りには、レトロブライト法『ワイドハイターEX+日光(紫外線)』が有効だとわかりましたが、どぶ漬けできないと洗浄度?のコントロールが難しいと感じました。

失敗した方法の「ワイドハイター+日光」でも結構キレイになったので、時間はかかりますが大きな物はワイドハイターEXの水溶液(濃度はちょっとわかりませんが)にどぶ漬けして日光の当たる場所に置くのが一番いい方法かなと思いました。

今回はまあ失敗なのですが、学んだことも結構ありましたので良しとしましょう。

MacintoshもまだSE/30とclassicがあるので、これらは時間をかけてじっくり洗浄してみたいと思います。

余談ですが初代ファミコンはレトロブライトを試してみようかと思います。

ではではPanda3でした。

今回使った物